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クラフト紙袋の製造方法(原紙~印刷編)
クラフト紙袋の製造方法(原紙~印刷編)
前回はクラフト紙袋の原材料についてお話させていただきました。
今回は、原材料がどうやって紙袋になるのか、その工程の一部をご紹介致します。
①原紙搬入
各製紙メーカーより紙袋の元である原紙が搬入されます。
原紙は1巻300kg~600kg程で、6000m巻かれております。
高さは1巻き1m弱程あります。
搬入された原紙は、当社では自動倉庫に格納しています。
(自動倉庫の様子)
原紙はコンピュータ管理で先入先出にて製造へ供給を徹底します。
②印刷
工場内に原紙を運び込み、印刷機にセット。印刷をかけます。
印刷の仕組みとしては、小学校の美術で行う木版画や、消しゴムハンコと同じです。
一般にフレキソ印刷、と呼ばれる方法です。
(印刷の様子)
色の種類はKIカラーと呼ばれる20色が基本です。
印刷の種類は、油性印刷と水性印刷が御座います。
油性印刷は水性印刷に比べて、デザインに光沢が出ますので、文字などを目立たせたい時に便利です。
デメリットとしてはインクが乾きにくいので乾燥に時間がかかる分、納期がかかります。
水性印刷は精細な文字やデザインを表現する事が得意です。
小さなQRコードを印刷する時等もお役に立てます。
デメリットとしては、インキの性質上、光沢が出にくい点があります。
印刷可能なサイズ、表現方法は様々です。
詳細はお問い合わせください!
次回はここで出来上がった印刷を、もう一度巻き取り、今度は紙を筒にする「製筒工程」をご紹介致します!
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