前回の記事では「フレキシブルコンテナのUN規格について」紹介しました。
今回は、実際の試験内容について解説していきます。
UN試験では①頂部吊り上げ試験、②積み重ね試験、③落下試験、④裂け伝播試験、⑤引落し試験、⑥引起し試験
以上6つの試験を実施します。
今回は①頂部吊り上げ試験、②積み重ね試験、③落下試験の試験内容について紹介します。
①頂部吊り上げ試験
フレキシブルコンテナを吊り上げ、内容物の漏れや破袋が見られないかの試験です。

この試験では最大充填質量×6倍の荷重をかけ、5分間保持します。
吊り上げ後のフレキシブルコンテナ本体および吊具に損傷が無く、
内容物の漏れがないことが合格の基準となります。
②積み重ね試験
充填されたフレキシブルコンテナが保管中や輸送中に、その上に積み重ねられる重量に
耐えられるかを評価する試験です。

輸送中の積み重ね個数に相当する数の最大許容総質量の1.8倍の荷重をかけ、
24時間放置します。
こちらは、本体に安全な運送を妨げる損傷がなく、
内容物の漏れがない事が合格の基準となります。
③落下試験
積み下ろし中の偶発的な落下を想定した試験です。
こちらは、前回記事の容器等級によって落下させる高さが変わって来ます。

内容物の漏れがない事が合格基準となります。
ただし、縫い目などから一時的に漏れがあっても、床面から離れるまで吊り上げた時に、
漏れがなければ合格となります。
今回は半分の3つの試験について解説しました。
残りの試験も気になるお客様。少々お待ちください!
To be continued…



